生徒ひとりひとりの個性を生かす進路選択
本校は早稲田大学の系属校ですので、推薦入学制度を利用して多数の生徒が早稲田大学へ進学しています。一方において、生徒にはそれぞれの希望するいかなる大学へも進学が可能になるように進路指導や学習指導がなされています。例えば、毎年6月には高1・高2の生徒を対象に早稲田大学の協力のもと各学部の説明会が開催され、模擬講義の聴講などを通して、生徒たちはさまざまな学問分野があることを知ります。また、卒業生を含め各分野の第一線で活躍している方々を招いたキャリア教育も実施しています。こうした機会を通じて、生徒たちは自分が何を専攻したいのか、どのような職業に就きたいのか、将来の志望について考えを深めていき、進路を決めていきます。教員たちは、生徒ひとりひとりの個性を尊重し、それを生かす進路選択をともに考えます。早稲田大学の推薦入学制度がありながらも、自分の決めた進路に向かって他大学を志す生徒も多く、生徒が自ら望む志望校に進学しています。高い志を持つ生徒を育成していくことが本校の進路指導の大きな特色です。
外部模試による受験対策
高校になると、各学年で外部模試が実施されます。高1、高2では年間2回、中高一貫校向けの難関模擬試験が行われ、大学受験に向けた準備が始まります。高3では年間3回外部模試が実施され、志望校を決める際の指標になります。また、英語入試制度改革にも対応するため、高2の冬にTOEFL ITPの受験も実施しています。本校の学習進学指導部では、学校で実施する外部模試以外の模擬試験の案内も希望者に提供しています。たくさんの積極的な生徒がこれを活用しています。