授業の特長
本校では6年間を2年ずつに分けて、中1~中2を生活習慣と学習の基礎を固める時期、中3~高1を実力養成時期、高2~高3を応用力完成時期と位置づけています。
教科ごとの特徴としては、まず数学では、中3で高1の内容をほぼ終わらせ、高2までには教科書の内容を終わらせるようにしています。英語では中2・中3・高1・高2の授業のうち1時間を、ネイティブスピーカーによる英会話の授業にあてており、少人数の分割授業を行っています。社会や理科ではアクティブラーニングの一環として体験学習を採り入れており、その中心となっているのは、社会では中1でテーマごとに1学年を約60グループに分けて実施する鎌倉研修、理科では中3で埼玉県の秩父盆地をフィールドに地層や化石の調査を行う地学実習です。
学年が上がり、高2になると文系と理系に分かれ、高等学校で学習する基礎的教科・科目の学習を概ね修了します。高3では生徒がめざすいかなる大学・学部にも進学できるように、さらに大学入学後には専門を超えた知識と教養が必要となるため、それに合致するように、高2までに学習した内容を一層深化させたカリキュラムを設置しています。長期休暇中には補習・講習を実施し、生徒がいろいろな講座を受けることができるようにしています。さらに、オーストラリアのメルボルン・グラマー・スクールとの提携のもとに、高1を対象とした交換留学を実施しています。
また、本校では豊かな感性と生きる力を育むことを目指し、芸術や技術・家庭科などの実技を中心とした科目にも力を入れています。音楽ではひとりに一台ずつ電子ピアノが用意され、個々のレベルに合わせた実技指導が行われています。家庭科では簡単な裁縫から本格的な調理実習・栄養学まで生徒の関心を惹くカリキュラムが組まれています。また、情報ではワープロ・表計算・プレゼンテーションソフトの基本操作と情報リテラシーを学び、ここで学んだ知識・技能は他教科の授業や委員会活動などで大いに活用されています。
本校では生徒たちに幅広い知識と教養を身につけさせ、将来大きく羽ばたける紳士を育成したいと考えています。
2024年度教育課程表
- 数字は週の時間数です。
- 教育課程は変更されることがあります。
中学校
教科 | 中1 | 中2 | 中3 |
国語 | 4 | 5 | 5 |
社会 | 4 | 5 | 5 |
数学 | 5 | 5 | 5 |
理科 | 5 | 5 | 5 |
英語 | 5 | 6 | 7 |
上記以外の教科 | 10 | 8 | 7 |
合計時間数 | 33 | 34 | 34 |
高等学校
教科 | 高1 | 高2 文系 | 高2 理系 | 高3 文系 | 高3 理系 |
国語 | 5 | 7 | 4 | 9 | 5 |
地歴・公民 | 4 | 7 | 2 | ※8 | ※3 |
数学 | 5 | 4 | 7 | 5 | 8 |
理科 | 5 | 2 | 7 | 2 | 8 |
英語 | 6 | 8 | 8 | 7 | 7 |
芸術 | ※2 | ||||
保健体育 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 |
家庭 | 2 | 2 | |||
情報 | 2 | ||||
総合的な 探究の時間 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
合計時間数 | 34 | 34 | 34 | 34 | 34 |